店舗にも防水工事が必要?!
皆さんこんにちは。
東京都板橋区を拠点に、埼玉・千葉などの首都圏で外壁・内装工事や屋根工事・サイディング工事を手掛けている株式会社ツカ建です。
飲食店を営む際、クロスや床材などの内装には力を入れるのですが、見落としがちなのが店舗の防水工事です。実は防水工事は飲食店にとって非常に大切な工事になります。
今回は、なぜ飲食店に防水工事が必要なのか、どんな工法が用いられるのかをご紹介します。
■飲食店に防水工事が必要な理由は?
さっそく飲食店に防水工事が必要である理由を解説していきます。
防水工事が必要な理由は、主に下記の2つです。
▶衛生管理のため
飲食店では、調理にはもちろん食器洗いなどでたくさんの水を使うため、通常の住宅よりも水気が多くなりがちです。水気が多いだけでも衛生管理が難しくなりますが、飲食店はそこへ食事の食べ残しや調理時の野菜カスが加わり、さらにカビや菌が繁殖しやすくなってしまうのです。
水気はカビや菌、害虫の被害だけでなく、金属の酸化や木材の腐食を招いてしまうこともあります。
そのため、しっかりと防水工事を施しておけば、綺麗な店内を比較的簡単に保つことができます。
▶漏水防止のため
水が必須となる厨房には、多くの排水管や排水口が備わっています。排水管や排水口が多いほど、破損時の水漏れやつまりが深刻化してしまいます。最悪の場合、修理している間は休業を迫られることも少なくありません。
破損してしまった場合でも漏水しないよう、防水工事をするのが重要となります。
■飲食店の厨房は2種類!
飲食店のキッチンにはドライキッチンとウェットキッチンの2種類が存在し、それぞれ特徴が異なります。
ドライキッチンは、床を乾燥した状態で保っておくキッチンです。
ウェットキッチンよりも衛生状態は保ちやすく安価ですが、耐用年数が短めなので頻繁なメンテナンスが必要になります。
ウェットキッチンは、ラーメン屋さんや中華屋さんで見ることの多い床です。手軽に水を使って床掃除ができ、清掃に手間がかからない点や耐用年数が長いという点がメリットとなります。
しかし、ウェットキッチンを採用する場合は、しっかりとした防水処理を行わなければなりません。多くの水を流すことになるため、漏水防止対策のために防水工事が必須になるのです。
■厨房の防水工事にはどんな工法が?
厨房の防水工事として挙げられるのは、シート防水、FRP防水工事、ウレタン防水工事です。
シート防水工事は、施工の難易度が高いと言われているため、シート防水工事を得意とする業者が少ないのが現状です。しかし、メンテナンスも簡単で耐用年数も長いため、シート防水工事を選ぶ人も少なくありません。
FRP防水工事は、狭い範囲への施工が適していて、耐久性やデザイン性も高いため、非常に人気のある防水処理となっています。
ウレタン防水工事は複雑な構造の場所でも施工できるのが特徴で、比較的コストが低めなのが魅力になっています。しかし、定期的なメンテナンスが必要になるのはデメリットと言えるでしょう。
このようにそれぞれにメリット・デメリットがありますが、どれがいいとは一概に言えません。
「営業時間に影響しない様な最短の工期で終わるほうがいい」という場合や「階上のテナントで絶対に漏水したらダメ」という場合などお客様にとってのシチュエーションは様々かと思いますので、まずは防水の専門業者に問い合わせてみてください。
ツカ建は、防水工事のプロとして、屋内外すべての防水工事を手掛けています。内装工事も得意とするところで、防水工事に合わせてちょっとしたリフォームやクロス張替えもまとめてご依頼いただけます。
最速なら即日で現地調査が可能で、施工後のアフターフォローもしっかり行いますので、防水工事をお考えの際は、ツカ建までお気軽にご相談ください。
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