屋上防水の種類にはどんなものがある? 各工法の特徴や選び方のポイントを紹介!

query_builder 2024/02/27
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皆さんこんにちは。

東京都板橋区を拠点に、防水工事や外壁塗装、水回りのリフォーム工事などをおこなう株式会社ツカ建です。

 

皆さんの所有・居住する建物に屋上はありますか? もし屋上があるのなら、定期的に「屋上防水工事」を行う必要があります。屋上防水を怠ると雨漏りにつながり、建物に深刻な被害をもたらすこともあるため、注意しなければなりません。

 

また、屋上防水は専門性の高い工事なので、信頼できる施工業者を選び、施工場所に適した種類の防水工事を行うことが大切です。ここでは、屋上防水が必要な理由や防水の種類、防水工事を依頼する際の注意点などについて詳しく解説します。

 

 

 

■屋上防水はなぜ必要?

 

 

屋上防水が必要な理由は、屋上が建物を雨風から守っている重要な場所だからです。屋上は建物の1番上に位置しているため、最もよく雨風に当たります。もし屋上の防水機能が十分でなければ、隙間などから雨水が浸入し、雨漏りが発生するでしょう。

 

雨漏りはただ鬱陶しいだけでなく、大きな被害をもたらします。室内にある家具や家電が濡れてしまうのはもちろんですが、本当に怖いのは建物にダメージを与えることです。

 

雨漏りによって建物の躯体(骨組み)の鉄筋や木材が腐食すると、建物の耐久性は大きく低下してしまいます。つまり、寿命が縮んで住める(使える)期間が短くなってしまうのです。それどころか、台風や地震によって建物が倒壊する可能性も否定できません。見えないところで密かに雨漏りが発生し、被害が拡大しているケースがあるのも怖い点です。

 

また、建物がダメージを受ければ、当然ながら資産価値は低下してしまいます。マンションなどの賃貸物件の場合は、入居者の減少にもつながり、経営に大きな悪影響をもたらすでしょう。躯体にまで及んだダメージを修繕するのは非常に難しく、できるとしても大きな費用がかかります。

 

こういった深刻なトラブルを防ぐためにも、屋上には適切な防水工事を施さなければならないのです。なお、防水機能は経年劣化していくため、定期的にメンテナンスを行い防水工事をやり直す必要があります。屋上防水の色あせやひび割れ、剥がれ、膨れ、水たまりなどは劣化のサインなので、これらが見られた時も工事の時期だと考えましょう。

 

 

 

■屋上防水の主な種類は4つ! それぞれの特徴は?

 

 

屋上防水には、大きく分けて4つの種類があります。それぞれの特徴をご紹介します。

 

 

FRP防水

FRP防水は、繊維強化プラスチック(Fiberglass Reinforced Plastics)を使う防水です。ポリエステル樹脂を塗った上にガラス繊維のシートを重ね、さらにポリエステル樹脂を塗り重ねて防水層を作ります。

 

FRP防水のメリットは、軽さと強さを兼ね備えていることです。これは重量をなるべく軽くしておきたい屋上においては重要なポイントで、バルコニーやベランダの防水工事にも向いています。

 

また、硬化が早いため工期が短く、出入りが多い場所の施工でも使いやすいのが魅力です。耐用年数も10年~25年程度と長く、強度や耐衝撃性、耐摩耗性、耐熱性にも優れており、とてもバランスのいい防水方法といえます。

 

デメリットは、他の防水方法に比べて費用が高いことです。また、広い木造の屋上には適していません。FRPの塗膜は硬いため、柔軟性の高い木造建築では、建物の動きによって割れる可能性があるからです。

 

 

 

・ウレタン防水

ウレタン防水は、ウレタン系樹脂を主成分とするウレタン塗料を用いる防水方法です。液状の防水材を塗るため、複雑な形状の場所や設置物が多い場所でも対応可能で、継ぎ目もできません。費用も安価であることから、多くの場所で使用されています。

 

その反面、耐用年数は8年~10年程度とやや短く、長期的に見ると割高になる場合もあります。また、乾燥に時間がかかるため工期が長くなり、その間は屋上に立ち入ることができません。

 

 

・シート防水

シート防水は、ゴム製や塩化ビニル製の防水シートを張り付ける防水方法です。既製品のシートを張り付けるため、工事の品質が職人の技術に左右されにくく、広い面積でもムラなく施工できます。下地の種類も問わず、既存の防水材が何であっても、その上から施工可能です。

 

また、耐用年数も10年~15年と比較的長く、ウレタン防水に比べてコストパフォーマンスに優れています。さらに、施工時にニオイが発生しないので、悪臭をめぐるトラブルが起きないのも魅力です。こういった性質によりマンションやアパートなどの広い屋上でよく使われています。

 

ただし、凹凸や設置物が多い場所、複雑な形状の場所の施工には向いていません。防水シートを何度も切り張りする必要があるため、施工に手間がかかる上に継ぎ目も多くなり、劣化しやすくなってしまいます。

 

 

・アスファルト防水

アスファルト防水は、道路の舗装などでも使用されるアスファルトを用いた防水方法です。合成繊維不織布のシートにアスファルトを染み込ませた「ルーフィング」を、加熱溶解したアスファルトで張り付けて施工します。

 

アスファルト防水の大きなメリットは、耐久性がとても優れていることです。耐用年数は15年~25年程度と長く、防水工事の頻度を抑えることができるため、大規模な屋上の防水工事によく使われます。

 

一方、施工時に悪臭や煙が発生するのがデメリットです。施工時には、近隣住民の理解を得ておく必要があります。また、シート防水と同じくシート状の防水材を使うため、複雑な形状の場所には適していません。

 

なお、各防水方法は外観や手触りで見分けることができます。継ぎ目があって表面がざらざらしていればアスファルト防水、滑らかであればシート防水です。また、継ぎ目がなく爪を立ててヘコむならウレタン防水、ヘコまなければFRP防水です。既存の屋上防水がどれなのかを知りたい時は、ぜひチェックしてみましょう。

 

 

 

 

■屋上防水で失敗しないために! 選び方のポイントを紹介

 

 

屋上防水工事を行う際は、屋上の広さ・形状や求める機能に応じて、適切な防水方法を選ぶことが重要です。不適切な種類の防水工事を行うと、十分な防水性能を発揮できなかったり、余計な費用がかかってしまったりする可能性があります。そこで、条件ごとにどのような種類の防水工事が向いているのかを確認しておきましょう。

 

 

 

・広く、障害物がない屋上ならシート防水

特に目立った障害物や凹凸がなく、面積の広い屋上にはシート防水が最適です。防水シートをあまり切断せずに広げられるため、とても効率よく工事ができ、費用や工期を抑えられます。

 

 

・複雑な形状の屋上ならウレタン防水

凹凸や障害物があるなど、形状が複雑でシート防水を使いにくい屋上では、ウレタン防水を使いましょう。液状のウレタン塗料を塗るので、複雑な形状の場所でも問題なく施工できます。

 

 

・耐久性重視ならFRP防水

「費用はかかってもいいので、とにかく耐久性を重視したい」という場合は、FRP防水がおすすめです。耐用年数の長さに加え、耐衝撃性や耐摩耗性にも優れており、過酷な環境でも長い間屋上を守ってくれます。

 

 

・大型物件の屋上ならアスファルト防水

規模の大きいマンションや商業施設などの屋上であれば、アスファルト防水が適しています。屋上防水工事の頻度が低くて済むため、コストパフォーマンスが優れているのはもちろん、工事による居住者・利用者の負担を最小限に抑えることができます。

 

 

 

■屋上防水工事を行う際の注意点

 

 

屋上防水工事で失敗しないためには、施工場所に適した種類の防水方法を選ぶこと以外にも、いくつかの注意点があります。特に以下の2点は重要なので、必ずチェックしておきましょう。

 

 

・防水工事の専門業者に依頼する

誤解されがちですが、防水工事は単なる塗装工事ではありません。専用の防水材を使って適切に施工することで、初めて十分な防水機能を発揮させられる、とても専門性の高い工事なのです。

 

そのため、専門知識のない一般的な塗装業者などに依頼しても、適切な防水工事をしてもらうことはできません。たとえ高性能な防水材を使っても、防水層にムラや隙間ができてしまい、後でトラブルが起きる可能性が高くなります。そもそも、施工場所に適した防水方法を選ぶことができないでしょう。

 

高品質な施工をしてもらうためにも、屋上防水は経験豊富な専門業者に依頼するのが原則です。特に国家資格である「防水施工技能士」の有資格者がいる会社は、信頼性が高くなります。

 

 

・見積もりに詳細な情報が記載されているか確認する

屋上防水工事の前に業者からもらう見積もりは、内容を細かくチェックしましょう。見積もりは、「何にいくらかかるのか」を詳細に確認できなければ意味がありません。しかし中には、「一式50万円」のような大雑把な見積もりしか出さず、その金額が本当に適正なのか判断できない業者もいるのです。

 

屋上防水工事の必須項目としては、高圧洗浄・下地処理・伸縮目地撤去・シール打ち・各種防水施工・ドレン設置・脱気筒設置・その他諸経費などがあります(工法によっても異なります)。これらの工程ごとに、単価・数量・金額などが詳しく記載されていることが、見積もり書の最低限の条件です。

 

また、防水材のメーカー名や工法名、保証年数、定期点検の年数なども、見積もりに記載されている必要があります。こういった詳細な見積もりを出してくれる業者なら、不当な高額請求や手抜き工事をされるリスクは低く、品質の高い工事が期待できるでしょう。

 

 

 

■まとめ:屋上防水の施工は、まず専門業者に相談しましょう!

 


 

屋上防水は、建物を雨風から守る上で必須となる工事です。適切な屋上防水工事を施せば、雨風による建物への被害を防ぎ、寿命を延ばすことができます。

 

ただ、どんな建物にも使える万能の工法はありません。建物の種類や劣化の状況、予算、求める防水性・耐久性に合わせ、最適な方法を選ぶことが重要です。どのような防水工事が適切なのか判断するためにも、まずは専門業者に相談してみましょう。

 

東京都板橋区を中心に関東で活動するツカ建は、防水工事や塗装工事、外壁補修、内装工事、雨漏り修理、水回りリフォームなどの専門業者です。戸建住宅はもちろん、マンションや大型施設、木造にRC造など、建物の規模・種類・用途を問わず工事を手掛けております。

 

豊富な経験と高い技術力により、建物の状態の診断から工事・アフターフォロー・メンテナンスまで、一括で対応できるのが強みです。現地調査やお見積もりは無料で、住まいの周辺環境やお悩みに合わせて最適なメニューをご提案いたします。

 

また、クロスの張り替えのみなど、小規模なリフォームでも対応可能です。建物の防水や補修に関するお悩みがある時は、ツカ建までお気軽にご相談ください。

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