外壁からの雨漏りは意外に多い! 屋根からの雨漏りとの違いや対処法を解説

query_builder 2022/08/18
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皆さんこんにちは。

東京都板橋区を拠点に、埼玉・千葉などの首都圏で外壁・内装工事や屋根工事・サイディング工事を手掛けている株式会社ツカ建です。


一般的に雨漏りといえば、何らかの原因で屋根から雨水が浸入し、天井から雨が滴るというイメージがあります。しかし実は、外壁に原因があることも多いのです。


弊社にこれまでご相談いただいたお客様にも「雨漏りしたので屋根を点検してもらったんだけど、問題はありませんと言われた」というケースが非常にたくさんありました。これらの大半も、外壁からの雨水の浸入が原因なのです。そこで今回は、外壁から雨漏りする原因や対処法をご紹介します。



■外壁から雨漏りする原因と症状



外壁から雨漏りが発生する原因として最もよくあるのは、外壁のシーリングの劣化です。外壁材の目地や窓枠の周辺などは、シーリング材を充填して埋められています。このシーリングが紫外線や風雨の影響で劣化すると、そこから雨水が浸入してきてしまうのです。


また、外壁材の経年劣化や飛来物の衝突などによって、外壁にクラック(亀裂)や穴ができた時も雨漏りが発生します。特に幅3mm以上のクラックには注意しなければなりません。その他、外壁材の反り返りや変形、水切り金具のサビや劣化、釘やビスの緩み・脱落なども雨漏りの原因となります。


そして外壁から雨水が浸入すると、壁紙の染みや剥がれ、カビ臭さ、壁の湿気や水滴といった症状が現れます。しかし、外壁から浸入した雨水は二次防水(防水紙)によって食い止められるため、天井ほどすぐには症状が出てきません。


上記の症状が現れた時は、二次防水が突破されている証拠であり、雨漏りが相当進行していると考える必要があります。つまり、発見が遅れがちなのが外壁からの雨漏りの怖いところなのです。




■外壁からの雨漏りを放っておくのは危険です!



外壁からの雨漏りが発生しても、大量の水が滝のように入ってくる事態にはならないかもしれません。そのため、「放っておいても大丈夫だろう」と考える方もいるでしょう。しかし、外壁からの雨漏りを放置するのは非常に危険です。


まず、雨漏りが起きると湿気やカビが発生し、生活環境が悪化します。カビは見た目が不快で嫌な臭いがし、空気中に胞子が混ざることで、アレルギーや呼吸器疾患の原因にもなります。つまり、雨漏りが健康にまで悪影響を及ぼすのです。


さらに、外壁の内部に浸入した雨水は木材を腐食させ、やがて家の骨組みとなっている木材や鉄骨にまでダメージを与えます。こうなると、家の耐久力が大幅に低下して寿命が縮み、地震や台風などで倒壊するリスクすら生まれます。大した症状が出ていないからといって軽く見るのではなく、見えない部分で起きているトラブルを想定して対応するべきなのです。




■外壁から雨漏りが発生した場合の対処法



前述したように、外壁からの雨漏りは相当悪化するまで症状が出にくいので、気づいた時にはすぐに対処しなければなりません。その際に最も重要となるのが、雨漏りの原因を確実に突き止めることです。なぜなら、原因が何なのかによって適切な補修方法が変わってくるからです。


しかし実際のところ、雨漏りの原因特定はプロでも難しいケースが珍しくありません。そのため、外壁からの雨漏りに気づいたら、症状や状況を記録しておくことが大切です。たとえば、雨漏りの発生箇所や浸入している水の量、その時の風向きや風の強さなどが把握できていると、原因の特定にとても役立ちます。


その上で、点検や補修工事はプロに依頼するのがおすすめです。雨漏り補修は難しい工事で、高所作業の際は危険も伴います。DIYで補修しようとすると、トラブルが再発したり事故につながったりする可能性が高いため、プロに任せるのが最も確実です。


特に定期点検を依頼しておくと、早い段階で外壁の不具合に気付けるので、雨漏りが本格化する前に補修工事を行うことができます。大切なマイホームを守るためにも、まずはお近くの専門業者に相談してみましょう。



板橋区のツカ建は、防水工事・塗装工事の専門業者です。個人宅や大型施設、木造にRC造など、建物の規模・種類・用途を問わず工事を手がけております。建物の状態の診断から工事・メンテナンスまで、一括で対応できるのが強みです。 お客様一人ひとりの目線に立った丁寧な対応を心掛けており、経験豊富なプロが見えないところまでしっかりと施工いたします。緊急時の即日対応や、外壁・内装のリフォームも可能です。雨漏りや建物の劣化が気になる時は、お気軽にご相談ください。

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