【屋根の種類別】 雨漏りトラブルの原因と解決法を紹介!
皆さんこんにちは。
東京都板橋区を拠点に、埼玉・千葉などの首都圏で外壁・内装工事や屋根工事・サイディング工事を手掛けている株式会社ツカ建です。
屋根から雨漏りが発生する主な原因には、経年劣化や施工不良のほかに太陽光や地震、台風などによるダメージの蓄積があります。屋根の素材や施工方法によっては、雨漏りが起こりやすい場合があり、屋根材の種類によってもさまざまな原因があります。
雨漏りが発生すると、住まいに不快感や不安をもたらすばかりでなく、建物自体に大きなダメージを与えることもありますので、屋根は家を守る重要な役割を担っています
本記事では、屋根の種類別に、雨漏りが発生する原因と解決法について解説していきます。屋根の種類や雨漏りの症状についても触れながら、早期発見・対処のポイントをご紹介します。雨漏りのトラブルでお悩みの方は、ぜひ参考にしてください。
■屋根材の種類による原因と対処法
屋根材には瓦(粘土瓦、セメント瓦、コンクリート瓦)やスレート(カラーベストなど)、金属、アスファルトシングルなどのさまざまな種類がありますが、それぞれの材質によって雨漏りの原因や対処法が異なります。
屋根材の種類ごとの雨漏りの原因と対処法は次のようになります。
・瓦
瓦は強風や地震、衝撃などを受けて動いてしまうことがあります。
また突風で飛来してきた物があたったり、人が屋根に上って踏んだりして割れてしまうことも稀にあります。
瓦のズレや割れが原因で瓦の下にある防水シート(ルーフィング)に直接雨があたるようになると、防水シートが傷みやすくなって雨漏りの原因になってしまいます。
また瓦屋根には棟瓦(屋根の最上部の瓦)と平部の瓦の隙間などを埋めるために漆喰が使われていますが、漆喰は経年により少しずつ剥がれてしまいます。
漆喰が剥がれてしまうと隙間から雨水が侵入するようになります。
その他では屋根と屋根がぶつかる谷の部分や、屋根と壁の取り合い部分などに使用されている板金部分が劣化して穴が開いてしまうと雨漏りの原因になることがあります。
これらの対処方法としては、割れてしまった瓦を部分的に差し替えたり、ずれた箇所だけ積み直したりすることができます。
またその際には、下地材を部分的に補修することも可能です。
そして漆喰は定期的に塗り直しが必要になるので、漆喰の剥がれに気付いたら早急に塗り直しを行います。
さらに板金部分が雨漏りの原因であるようなら、板金の交換・補修で対応することが可能です。
・スレート
スレート屋根の代表的なものとしてカラーベスト(コロニアル)があります。
カラーベストは表面の塗膜によって水を弾いていますが、塗膜が劣化すると次第に雨水を含むようになり、膨張と乾燥を繰り返すことでひび割れが生じて雨漏りの原因になります。
また屋根の頂上部分を覆っている棟板金が風にあおられて棟板金を固定している釘が緩み、釘穴から雨水が侵入することがあります。
そして最悪のケースでは、棟板金自体が飛散してしまうこともあります。
その他では瓦屋根と同様に谷部が劣化してサビが発生し、穴が開いてしまうことがあるので注意が必要です。
スレート屋根は、基本的に破損したスレートを差し替えて補修することが可能です。
しかしスレートはセメントが原料のため、屋根材自体には防水性能がありません。
したがって塗膜が劣化した場合には、屋根全体の再塗装が必要になります。
またその際には棟板金を交換しておくと安心です。
・金属
近年の金属屋根のほとんどは、錆びにくくて耐久性の高い「ガルバリウム鋼板製」です。
しかし経年と共にサビが生じて穴が開いてしまうと雨漏りの原因になります。
また風圧により端や継ぎ目から剥がれてしまったり、屋根の頂上を覆っている棟板金がはずれてしまったりすることで、雨漏りが発生することがあります。
隙間や穴あきが原因で雨漏りしている場合には、コーキング材を充填して簡易的に補修することも可能ですが、全体的に劣化が見られる場合には屋根の塗装やカバー工法(重ね葺き)による改修工事を検討しましょう。
・アスファルトシングル
アスファルトシングルは、施工時に釘やタッカーを打ち込み、接着剤で固定することによって完成する屋根材です。
薄くて軽量なため、経年で傷んでくると風にあおられて破れたり剥がれたりしてしまうことがあります。
下には防水シートがあるのですぐに雨漏りが発生することはありませんが、防水シートの劣化を招くことになってしまうので、放置しておくと次第に雨漏りが発生するようになります。
また他の屋根材と同じように棟の部分は雨風の影響を受けやすい部分なので、年月とともに劣化すると浮いたり剥がれたりしやすくなり、雨漏りの原因になることがあります。
アスファルトシングル屋根に雨漏りが発生した場合には全体的に劣化が進行していることが多いので、カバー工法(重ね葺き)によるリフォームが行われることが多いようです。
■防水工事や雨漏り対策ならツカ建にお任せください
板橋区のツカ建は、防水工事や塗装工事、外壁補修、内装工事、雨漏り修理などの専門業者です。個人宅や大型施設、木造にRC造など、建物の規模・種類・用途を問わず工事を手がけております。建物の状態の診断から工事・メンテナンスまで、一括で対応できるのが強みです。
お客様一人ひとりの目線に立った丁寧な対応を心掛けており、経験豊富なプロが見えないところまでしっかりと施工いたします。緊急時の即日対応や、外壁・内装のリフォームも可能です。雨漏りや建物の劣化が気になる時は、お気軽にご相談ください。
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